\ハギライン/フラットヤーンのパイオニア!

フラットヤーンってなんだか分かりますか?

フラットヤーンとは、

ポリエチレン・ポリプロピレンのフィルムを短冊状にカット(スリット)し、

延伸することにより強度を持たせた、平らな糸のことです。

萩原工業 生活資材事業部では、合成樹脂繊維「フラットヤーン」と

そのフラットヤーンを使って織った布(フラットヤーン織布)を製造・販売しています!

▼フラットヤーン (パーン巻きはモノフィラメント)

フラットヤーンは1960年代に日本で誕生

当時は数社だけが「くくり紐」として製造しているだけでした。

そこで萩原工業は、このフラットヤーンを織物にして「敷物」にできないか?と目を付けたのでした!

当時はフラットヤーンを作る設備も持っていなかったので、まず機械作りからスタート・・・。

苦労の末現在の延伸機の原型となる原理を発明したのです!

▼熱板延伸方式の原理図

▼熱板延伸方式のフラットヤーン製造装置

そして現在業界では一般的となったこの「フラットヤーン」という名称

実は萩原工業が作った言葉なのです!

当時、コーヒー豆を入れる袋や、ラグやカーペットの敷物等には天然繊維のジュートが主に使われていました。

天然繊維ゆえ品質や価格の不安定性があります。

▼ジュート袋に入ったコーヒー豆

ジュートの代替にフラットヤーンが最適だとすぐさま市場の成長性を見越し、

萩原工業製フラットヤーンを「ハギライン」と名付け世の中に急速に広めていったのでした!

次回はフラットヤーンの製造工程をご紹介します!

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