ブルーシートのサイズはなぜ0.9m基準なの?
1.8m×1.8m、1.8m×2.7m、1.8m×3.6m・・・
「なぜブルーシートのサイズは1m×1mなどではなく、こんな中途半端な単位のサイズしかないんだろう」
と思ったことはありませんか?
今回はそんなブルーシートのサイズにまつわる情報をお伝えしたいと思います!
建築業界でよく耳にする二間三間(にけんさんけん)。
なにを示しているのかご存じでしょうか。
間(けん)とは尺貫法で長さを表す単位であり、住宅設計において用いられています。
●尺貫法とは
長さ・面積などの単位系のひとつ。
長さの単位を「尺」、質量の単位を「貫」、体積の単位を「升」とする日本古来の度量衡法。
1尺→30.3cm = 6尺→1間 = 1間→約1.8m
間は「あいだ」とも読みますが、この字のごとく、1間は和室の柱と柱の間の長さを表しています。
柱と柱の間・・・?
となりますよね!
畳の大きさは182cm×91cm。
1間は畳の長辺とほぼ同じ長さです。
半間は91cmであり、日本家屋の多くは半間単位で作られており、
ブルーシートが主に建築現場で使われることから、1間の半間の0.9mがブルーシートの基準サイズになったとされています。
そのため、二間三間に当たる3.6m×5.4mサイズのブルーシートが一般的な規格サイズです。
しかし、規格サイズだと若干長さが足りなかったり、逆に長すぎたりすることがありますよね?
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