【2025年6月1日~】熱中症対策義務化│作業環境管理に遮熱シートで簡易屋根
職場での熱中症による死傷者数が増加しています。

これを受けて厚生労働省は、熱中症の重篤化を防止するための「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」を事業者に義務付けました。
▼令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施工されます。職場における熱中症対策の強化について
https://jsite.mhlw.go.jp/kumamoto-roudoukyoku/content/contents/002215755.pdf
年々気温が上昇していく昨今、適切な対応で熱中症予防に努めましょう🌞

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労働安全衛生規則の改正│現場における対応義務について
2025年(令和7年)6月1日から熱中症の重篤化を防止するために「体制整備」「手順作成」「関係者への周知」が義務付けられます。
現場における対応 1.「熱中症の自覚症状がある作業者」や「熱中症のおそれがある作業者を見つけた者」が その旨を報告するための体制整備及び関係作業者への周知 2.熱中症の恐れがある労働者を把握した場合に迅速かつ的確な判断が可能となるよう、 ①事業場における緊急連絡網、緊急搬送先の連絡先及び所在地等 ②作業離脱、身体冷却、医療機関への搬送等熱中症による重篤化を防止するために必要な措置 の実施手順の作成及び関係者への周知 https://jsite.mhlw.go.jp/kumamoto-roudoukyoku/content/contents/002215755.pdf |
年々夏場の気温が上がる中で、職場での熱中症対策は急務です。
職場における熱中症予防│WBGT値って?
WBGT値とは
WBGT値とは[湿度(Wet Bulb)][日差し(Globe)][気温(Temperature)]を総合的に評価した、
人体が受ける熱ストレスの指標として作られた数値。
つまり、人がどれくらい暑さにさらされているか?を表しています。
単なる気温ではわからない負担を可視化できるので、熱中症対策にとても役立ちます。
作業ごとのWGBT基準値をもとに熱中症予防対策が必要です。

熱中症予防対策
厚生労働省の「職場における熱中症対策の強化について」パンフレットでは、熱中症予防対策として下記4項目が示されています。
1.作業環境管理

WGBT値低減、休憩場所の整備等
2.作業管理

作業時間短縮、暑熱順化、服装等
3.健康管理

健康診断、日常の健康管理等
4.労働衛生教育

熱中症の予防方法、事例共有等
▼このパンフレットの中に下記の記述があります。
1 作業環境管理 (1)WBGT値の低減等 屋外の高温多湿作業場所においては、直射日光並びに周囲の壁面及び地面からの照り返しを遮ることができる簡易な屋根等を設けること。 引用:令和7年6月1日に改正労働安全衛生規則が施工されます。職場における熱中症対策の強化について https://jsite.mhlw.go.jp/kumamoto-roudoukyoku/content/contents/002215755.pdf |
熱中症対策の簡易屋根には、日差しを遮るのはもちろん、紫外線を反射し遮熱効果を発揮するシートがおススメです!!

作業環境管理に│実証!簡易屋根には遮熱シートで温度上昇を抑制
実証!遮熱シートの効果は?
遮熱シートの効果は?なんと-10℃!を記録
▼こちらの遮熱シートの効果実験装置を用いて温度変化を計測。

左:スタンダードなブルーシート 右:遮熱シート スノーテックス・スーパークール
双方のシートの上から、日光に見立てた高温な光を照射。シートの下の温度を測ると・・・
↓
スタンダードなブルーシートと遮熱シートでは、10℃以上の差が出ています!!

ブルーシート…用意した温度計で測れる最高温度50度を超えてしまいました。
遮熱シート……約38℃で安定しました。
このことから遮熱シートの方が10℃以上涼しいということがわかりました!
遮熱シートの遮熱メカニズム
シートを構成している糸の中には無数のミクロボイド(気泡構造)が存在します。
このミクロボイドが日光を乱反射することで、
シートや被覆内部への熱の蓄積を抑え、温度上昇を抑制します。

萩原工業の遮熱シートラインアップ│シーンで選べる2規格展開
使用シーンに合わせて選べる2種類を展開しておりますが、それぞれがもつ遮熱効果は実は同等です。 違うのは生地の重さと耐候年数。 あなたの使用シーンに合ったシートはどちらでしょうか? |
今年の夏も熱くなる予報。職場や作業環境の環境を整備して熱中症を予防しましょう🌞
法改正についての詳細は厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」をご覧ください。
\遮熱シートに関するご不明点は下記よりお気軽にお問い合わせください/