これでまるわかり!工事現場で目にする『防音シート』って?
街中でよく目にする↓のような工事現場。
工事の音を軽減させるために、防音シートが用いられていることはご存じでしょうか?
今回はこの『防音シート』について、メーカーである萩原工業が徹底解説!
「どんなところで使うの?」「防音効果は?」などなど、
普段使ってくださっているプロの方も、街中で見たことあるかも…という方も、この記事で改めて『防音シート』について学んでみませんか?
防音シートとは?
その名の通り”音”を”防ぐ”ために用いられるシートです。
といっても完全に音を止められるわけではありません。
あくまでも音を軽減する効果を持っています。
音は確かに聞こえますが、防音シートが1枚あるだけで耳に痛い響きが軽減されます!
どんなところで使う?
建築・建設、解体など主に工事現場で足場・壁面に施工して使用されます。街中での工事でも、周囲に響く騒音を軽減します。
建築・解体現場にて
街中での工事にて
橋梁工事にて
萩原工業製の防音シートをご紹介!
『防音シート』についておわかりいただけましたでしょうか?
ここからは、萩原工業製防音シートの特長や効果を徹底比較します👀
萩原工業製防音シートのラインアップ
ターピー PO防音シート
☑ 当社防音シートで一番の強度
☑ 1.00mm厚
ターピー エコ防音シート
☑ 当社防音シートで最も軽量
☑ 低コストタイプ
☑ 0.46mm厚
防音シート(塩ビタイプ)
☑ 仮設工業会認定製品
☑ 洗濯メンテナンス可能でリースにも◎
☑ 0.67mm厚
萩原工業製防音シートを徹底比較!
上で紹介した萩原工業製シート3種を比較。
厚みや重さ、材質が異なる防音シートの中から、用途・目的に合ったシートを選んでみませんか?
透過損失による遮音効果
遮音効果の高さを表すには、「透過損失」という数値を使います。(単位:dBデシベル)
音がシートを通る前と後の大きさの差を測定するものであり、数値が大きいほど遮音効果が優れていると言えます!
▼萩原工業製防音シートの透過損失▼
特に「ターピー PO防音シート」「防音シート(塩ビタイプ)」の透過損失の値が高く、防音性能が高いことがわかります!
※上記データは測定値であり保証値ではございません。
実測データ
騒音は一般的に10dB下がると、体感では半減して聞こえると言われています。
▼3つの防音シートの実測データはこちら▼
表の()内の数値は、防音シートなしの音の強さから防音シートを通した音の強さを引いた数値。
つまり、防音シートを通ることによって抑えられた音の強さを表しています。
10m未満の距離では、どのシートも体感で半減して聞こえる10dB以上低下していることがわかります!
※上記データは測定値であり保証値ではございません。
物性値
最後にそれぞれのシートの物性をみてみましょう。材質、強度などそれぞれが特長をもっています。
品名 | 材質(シート本体) | 引張強度(N/3cm) | 伸度(%) | 引裂強度(N) | 質量(g/㎡) | 厚み(mm) |
ターピー PO防音シート | ポリオレフィン | タテ1400×ヨコ1700 | タテ15×ヨコ16 | タテ450×ヨコ450 | 795 | 1.00 |
ターピー エコ防音シート | ポリオレフィン | タテ780×ヨコ840 | タテ23×ヨコ21 | タテ180×ヨコ150 | 243 | 0.46 |
防音シート(塩ビタイプ) | ポリエステル+塩ビ | タテ1600×ヨコ1700 | タテ50×ヨコ60 | タテ400×ヨコ400 | 800 | 0.67 |
※上記物性は測定値であり保証値ではございません。
中でも「ターピー エコ防音シート」は最も重量のある「防音シート(塩ビタイプ)」に比べて約70%も軽量!
一般的な1.8m×3.4mのシート10枚では、30kg以上の差が生まれるんです…!
「ターピー エコ防音シート」は作業者にやさしい、扱いやすいシートです。
いかがでしたでしょうか?
防音シートについて知っていただける機会となれば嬉しいです♪
今回ご紹介した弊社の防音シートはオーダーメイドが可能です!
用途・目的に合った生地(シート)で、施工する場面・場所に合わせたサイズ(寸法)や仕様でおつくりします。
▼オーダーメイドはコチラから▼
▼その他製品に関するご不明点・ご質問は下記フォームよりお気軽にお問い合わせください!▼