おすすめの床養生・フロアシートを紹介 体育館やイベントなどで敷かれているあのシートも!

建設現場や解体工事現場でよく使われる「養生シート

ひとくちに「養生」といっても、屋外の資材に被せて雨風を防ぐ「野積養生シート」。床面を傷、汚れから守る「床養生シート」。建築現場の壁などを保護する「壁面養生シート」。その他にも、コンクリート養生や飛散防止など使い方は様々です。

この記事では、養生の中でも床に使用する、「床養生シート」について、使用例やシート選びのポイントを解説していきます。

床養生シートの役割

「養生」という言葉の意味を調べてみると、「引っ越しの家具の運搬時に建物の内壁を傷をつけないようにしたり外壁の塗装作業の際に周辺の汚損を防いだりするためにプラ板や養生テープなどで保護することことを意味する表現。」とあります。

つまり、床養生シートの役割は、床をキズや汚れから守ることです。

 機能

<防炎>
防炎素材は燃え広がりを抑制する、自己消火機能のある「難燃性のある」シートのことです。建築現場等業務用で使用する場合に必要となってくる機能です。

<防水>
防水性能は水などの浸透を防ぐことができ、水分を含んだものをこぼした際の床面の汚れ防止に役立つ機能です。

<防滑>
滑りにくい養生シートを使用する事で、スリップを気にせず安心してシートのうえを歩く事が出来ます。

<緩衝>
クッション性のあるシートを使用すれば、もしも重たいものや硬いものを落としてしまっても養生材が衝撃をやわらげ破損を抑制できます。

キズ・汚れ防止だけじゃない床養生のメリット

床養生シートの使用は、床を傷や汚れから守る以外にもメリットがあります。

たとえば建設現場でしっかりとした養生を行えば、現場を綺麗に保つことができ、作業効率のアップに繋がったり、近所の人や関係者が見たときに「綺麗な現場だな」「いい仕事をしているな」といった印象アップにも繋がりますよね。

建設現場に限ったことではありませんが、床面を綺麗にすることで気持ちの良い場所作りができるのもメリットといえます。

使用例

建設現場

建設現場では、落下物による傷、資材の当て傷や砂・小石などの擦り傷といった様々な傷から床を守る事が必要です。現場によっては防炎性能を求められる場合もあり、床養生シートの使用頻度は一番高いといえます。

使用製品:防炎シート・防炎クロス等

橋梁工事足場の床養生
住宅建築現場の床養生

体育館・選挙会場

学校の行事で体育館に敷かれているシート、選挙会場に床面に敷かれているシート。「体育館シート」や「フロアシート」とも呼ばれますが、これも床養生シートです。
土足でも傷がつきにくく、防水性も高い塩化ビニールシートやターポリンシートは体育館などの養生でも抜群の効果を発揮します。

また災害時などの体育館利用などにも最適です。

おすすめ製品:塩ビ防炎クロス・ターポリンシート

体育館の床養生

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施設等のイベント会場

さらにこんな場面でも床養生シートは活躍します。全国高等学校書道パフォーマンスグランプリで使用された床養生は萩原工業製のポリエチレンシートです。床面の汚れ防止の用途として大活躍しています。
書道パフォーマンスグランプリ会場の他にも、体育館でのプロスポーツ試合や屋内での飲食イベントなどでも、床養生シートはよく使われています。

おすすめ製品:ポリエチレン製クロス

写真提供:「第一回全国高等学校書道パフォーマンスグランプリ」

書道パフォーマンスグランプリに使用されたシートについてはこちら

床養生を選ぶときのポイント

床養生シートといっても樹脂や紙、布など素材によって様々な特徴があります。使用される場所や求められる機能ごとに最適な製品をお選びください。

材質で選ぶ

塩化ビニール(塩ビ)

弾力性が高く、床面のキズや汚れを防ぎます。防炎性もあり火気にも強く、何回も使えて経済的です。
使用中の摩擦、引裂に強く、テープがよくつきます。

ターポリン

丈夫で耐久性が高いターポリンは、薬品用のタンクにも使われる素材である塩ビで表面をコーティングしているため、 布よりも防水・防炎、耐油・耐薬品性などが高いです。

ポリプロピレン(PP)

耐久性や衝撃性に優れ、割れにくく長期間使用できます。
当社品ポリプロピレン(PP)製シートでは、多彩なカラー全6色のラインアップがあります。
オレフィン素材なので焼却時においてダイオキシン類が発生しない環境にやさしい素材です。

ポリエチレン(PE)

レジャーやアウトドアでもよく使用されるポリエチレン製のシートは、軽量で防水性もあり養生材として幅広く使用されています。
当社品ではカラーラインアップも多く、使用場所にあったシートをお選びいただけます。

薄手~超厚手など種類が豊富なシートです。

紙・パルプ・布

リサイクルやゴミの分別が簡単な紙素材のものや、表面がフィルム加工で防水や滑り止め機能があるものなどがあります。また、厚手の布などの素材の養生シートもあります。それぞれの特徴を確認して選びましょう。

サイズ・形状で選ぶ

養生シートには、ボードタイプやシートタイプ、ロールタイプなどの形状があります。

広い範囲はクロスタイプがおすすめ

クロス(ロール)タイプは転がすだけで端から端まであっという間に養生ができるので、体育館や通路などの広い範囲を養生をするのに最適です。
また、長さもあるのでシート同士の繋ぎが少なくなることで養生作業の軽減もできます。クロスタイプを選ぶ際には敷く場所に対してロールの幅が適切か確認しましょう。

特殊な形状や大型サイズにはオーダーメイドも

床面が綺麗な四角ではない、広い範囲に敷きたいけれどシート同士のつなぎ目を無くしたい、少なくしたいという場合には、オーダーメイドもご検討ください。
萩原工業では各種シート生地をご希望のサイズで製作可能です。30m×30mといった超大型のシートも対応可能です。

フロアシートを買う前に確認しておくこと

床養生シートの素材・形状を決めたら、養生する範囲に必要な量を確認しましょう。

床養生シートを敷く際は、シート同士のつなぎ目は少し重ねる必要があるため、床面積ぴったりの量のシート(クロス)を準備するとギリギリで、「あれっ!?足りない…」という事態に陥ってしまいます。

敷こうとしている場所にどれくらいのシートが必要かはしっかりと確認しておきましょう。

おすすめフロアシート

スーパーライト防炎クロス ホワイト 1.81m×50m

防炎性能のある防炎養生クロスです。また、50m巻き1本で約10kgと超軽量の防炎クロスです。

橋梁工事足場の床面養生や建設工事での床養生に最適です。

主材質:ポリエチレン(PE)

製品詳細はこちらから

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エステル帆布クロス ライトグリーン 艶あり 1.85m×50m

エステル系に塩ビコーティングした、強度があり重量感のあるクロスです。

体育館などのフロアシートに最適です。

主材質:ポリエステル織布に塩化ビニールコーティング(塩ビ)

製品詳細はこちらから

PPソフトトラックシート・軽トラックシート彩り

ポリプロピレン製シートで、規格品はトラックシートサイズのみですが、オーダーメイドでご希望のサイズで製作可能。
全7色からお選びいただけます。(グリーン・ブラック・レッド・ブルー・ODグリーン・アッシュグレー、シルバー)
グリーン以外は表裏で色が違うので、リバーシブルとして使用できます。

主材質:ポリプロピレン(PP)

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OSクロス#2500小巻サイズ

ちょっとした範囲の床養生であれば、20m巻きのクロスタイプがおすすめです。
ポリエチレン製のため防水性も高く、軽量で使用しやすい製品です。

主材質:ポリエチレン(PE)

製品詳細はこちらから

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まとめ

最後に、今回は床養生シートについてご紹介しました。

萩原工業公式オンラインショップでは、今回紹介した養生シート以外にも、多数の製品ラインアップがございます。

ご使用の場所に合ったシートをお選びください!

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