フラットヤーンの種類その①:フォールドヤーン

 

 

前回までの記事で、フラットヤーンの由来・製法についてご紹介してきました。

 

▼前回記事のチェックがまだの方はコチラからどうぞ!

 

  ’21/2/12記事 「フラットヤーン」ができるまで

  ’21/1/29記事 \ハギライン/フラットヤーンのパイオニア!

 

そして、今回からの数回にわたって、フラットヤーンの種類についてご紹介していきます。

まずは第一弾として・・・

フォールドヤーンについてご紹介します!

 

Fold(フォールド)…折り畳む

 

その名の通り、フォールドヤーンとはフラットヤーンを折りたたんだ状態を指します!

 

フラットヤーンを折りたたむ・・・?

どういうことか写真で説明していきます!

 

フォールドヤーンの製法は、前回ご紹介した一般的なフラットヤーンと途中までは同じですが、
なんと!最後の巻き取りの工程で三つ折りにされているんです!

 

なので糸の形状はこんな感じです。

 

 

 

でも、なんで折りたたむ必要があるのでしょうか?

一番の理由は、柔らかさなどの「風合い」を生み出すためなんです!

 

そしてこのフォールドヤーンが最も使われているのが・・・

 

 

原料や飼料を入れる袋として使われるフレキシブルコンテナバッグです。

 

フレコンバッグに使用されるクロスは、高い強度や厚みが必要とされるため、クロスを構成する原糸も丈夫でなければなりません。

 

製袋工程も、クロスが幾重に重なった状態で縫製が施されます。

 

そこで、薄手のフラットヤーンを居りたたむことによって柔らかな風合いを保ちつつ強さも兼ね備えた
フォールドヤーンが、加工性に優れており選ばれているのです。
まさに「柔よく剛を制す」ですね!

 

ほかにも強度厚み必要な農業資材産業資材といった分野でも
製品特性に合わせてフォールドヤーンが使用されています

 

▼テントの幕材

 

▼牧草カバー

 

 

フラットヤーンの中にも様々な特性や種類があることがお分かりいただけたでしょうか?

 

次回は「複合フラットヤーン」についてご紹介します!

 

 

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