屋外イベント会場を大型印刷シートで演出|わくわくムシバッカ王国2026採用事例【印刷シート】
屋外イベントでは、会場の前まで来ても「どこで開催しているのか分かりにくい」「仮設設備ではイベントの世界観を表現しにくい」といった課題があります。
特にコンテナハウスは、短期間で会場をつくれる一方、そのままでは無機質な印象になりがちです。
小さな看板やポスターを追加するだけでは、離れた場所から会場の存在を伝えることも難しくなります。
そこで活用できるのが、コンテナの広い壁面を装飾面に変える大型印刷シートです。
今回は、岡山県笠岡市で開催されている「わくわくムシバッカ王国2026」で、コンテナ各面を覆う大型印刷シートをご採用いただきました。
大判サイズへの対応や生地選定、設置方法に合わせた加工など、国産シートメーカー・萩原工業ならではの製作ポイントをご紹介します。
あわせて、会場内で使用された遮熱シート、HCターフ、屋外テントについてもご紹介します。

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「わくわくムシバッカ王国2026」とは

「わくわくムシバッカ王国2026」は、道の駅 笠岡ベイファームの特設会場で開催されている、昆虫との触れ合いを楽しめる体験型イベントです。
人間サイズの巨大虫かごの中で、世界のカブトムシやクワガタを間近で観察できるほか、講談社の動く図鑑「MOVE」の特設コーナーやデジタル昆虫採取アプリとのコラボ企画など、楽しみながら昆虫について学べる内容が用意されています。
また、キッズウォーターパークや笠岡市内を巡るデジタルスタンプラリーも開催され、夏休みの家族のお出かけ先として楽しめるイベントです。
イベント概要
イベント名:わくわくムシバッカ王国2026
会場:道の駅 笠岡ベイファーム 特設会場
開催期間:2026年7月17日(金)~8月31日(月)、9月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)・19日(土)~23日(水・祝)
開催時間:10:00~16:00
主な内容:世界のカブトムシ・クワガタとの触れ合い、昆虫展示、体験企画など
公式サイト:https://bacca-bacca.com/
※キッズウォーターパークは2026年7月17日(金)~8月31日(月)の開催です。開催状況や最新情報は、公式サイトをご確認ください
仮設コンテナでも、ひと目で「イベント会場」と伝えたい
今回、印刷シートに求められたのは、コンテナ全体を覆う大型サイズと、来場者の目を引く会場演出でした。
会場は、道の駅 笠岡ベイファームの敷地内にあります。
道の駅側から見たときにもイベント会場だと分かり、ムシバッカ王国の世界観が伝わる外観にする必要がありました。
小さく分割すると、ビジュアルの一体感と設営性が損なわれる
コンテナの外周を覆うには、一般的なポスターや看板よりもはるかに大きな印刷物が必要です。
小さなシートを何枚も並べると、つなぎ目でビジュアルが分断され、固定箇所も増えます。
デザインの一体感だけでなく、設営の手間にも関わるポイントです。
萩原工業の印刷シートの強みでもある、大判1枚ものの印刷シートで覆う仕様をご提案しました。

道の駅側からも目に留まる、イベント会場の「顔」に
完成した大型印刷シートをコンテナ各面に設置することで、仮設のコンテナハウスが、ムシバッカ王国の世界観を伝える外観へと変わりました。
大きなビジュアルは道の駅側からも目に留まりやすく、イベント会場のアイキャッチとして機能しています。
印刷シートなら、既存のコンテナや仮設設備を隠すだけでなく、その広い壁面を情報発信の場へ変えられます。
イベント名やビジュアルを大きく見せることで、会場の存在を伝えながら、空間全体に統一感を持たせることができます。

コンテナ各面を、大判1枚ものの印刷シートで製作
大判でも扱いやすい、軽量なPE防炎シートを採用
今回製作した印刷シートのうち、最大のものは幅36.8m×高さ2.71m。
面積にすると約100㎡にもなる大型サイズです。
大判印刷シートでは、印刷の仕上がりだけでなく、運搬・設置・撤去時の扱いやすさも重要になります。
同じサイズで比較すると、PE防炎シートの重量は約20.4kg。
一方、塩ビ防炎シート(広幅厚手)では約54.9kgとなり、その差は約34.5kgです。
PE防炎シートを採用することで、塩ビ防炎シート(広幅厚手)と比べて重量を約63%抑えることができます。

さらに、コンテナの各面を1枚ものとして製作することで、大きなビジュアルをつなぎ目で分断せずに表現。
コンテナの広い壁面を、そのままイベントの広告面・演出面として活用できる仕様にしました。
防炎性能を備えた軽量なPE製シートにより、イベントの世界観を伝える大判のビジュアルと、現場での取り扱い負担の軽減を両立しています。
※重量は、幅36.8m×高さ2.71mの同一サイズで比較した参考値です。
実際の製品重量は、使用する生地や加工仕様によって異なります。
設置方法に合わせて、200mm間隔でハトメ加工
大判のシートは、印刷サイズだけでなく、現地でどのように固定するかまで考えて製作する必要があります。
今回はシートの周囲に折り返し加工を施し、200mm間隔でハトメを取り付けました。現地ではハトメに結束バンドを通し、コンテナへ固定しています。
デザインを印刷するだけでなく、設置方法から逆算して周囲を加工することで、会場で取り付けられる状態まで仕上げました。

大型印刷シートの製作仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 使用場所 | コンテナ外周 |
| 用途 | 期会場装飾、アイキャッチ、道の駅側からの視認性向上 |
| 使用した生地 | PE防炎シート |
| サイズ | 幅36.8m × 高さ2.71m(最大サイズ) |
| 周囲加工 | 周囲折り返しハトメ加工 |
| ハトメ間隔 | 20cm |
| 重量 | 20.4㎏ |
| 設置方法 | 結束バンドで固定 |
大判印刷を支える、国産シートメーカーの製作対応
萩原工業の印刷シートは、決められたデザインを印刷するだけの製品ではありません。
使用場所、必要なサイズ、設置期間、固定方法などを確認し、用途に合う生地と加工仕様をご提案します。
最大幅5m×長さ30mの大判印刷に対応

萩原工業の印刷シートは、最大幅5m×長さ30mまで製作可能です。
コンテナや仮設施設、イベント会場などの広い面にも、大きなビジュアルを印刷できます。
今回のように各面を1枚もので製作することで、デザインの一体感を保ちやすくなります。
※幅5mに対応できる生地には限りがあります。
用途に合わせて生地を選べる

作業性を重視する場合はポリエチレン製シート、通気性が必要な場合はメッシュシート、しなやかさを求める場合は塩ビ製シートなど、設置環境や用途に合わせて生地を選択できます。
今回は、大判サイズでも扱いやすい軽量性と防炎性能を考慮し、PE防炎シートを採用しました。
印刷から周囲加工まで国内で対応

シートの製造だけでなく、印刷から周囲の折り返し、ハトメなどの縁加工まで国内で対応しています。
「結束バンドで固定したい」「指定した間隔でハトメを付けたい」といった設置条件を、製作仕様へ反映できます。
印刷シートに加え、会場づくりを支える3つの製品も採用
今回の主役は、コンテナ外周を装飾した大型印刷シートです。
その一方で、会場内には「コンテナの暑さ」「室内床面の見た目」「プールサイドの日よけ」といった別の課題もありました。
そこで、使用場所に合わせて遮熱シート、HCターフ、屋外テントもご採用いただきました。
コンテナ天面|ターピー遮熱シートスノーテックス・スーパークールで、室内の暑さ対策


夏場のコンテナハウスは、強い日差しによって天面が熱を持ち、室内のエアコンが効きにくくなるおそれがあります。
そこで、コンテナの天面全体を覆える大判の遮熱シートを1枚もので製作しました。
現地では、遮熱シートを設置したコンテナでエアコンが効きやすいとの評価が得られました。
※遮熱効果や室温、エアコンの効き方は、設置環境、外気温、建物の構造、空調設備などによって異なります。
コンテナ室内|人工芝 HCターフで、自然な雰囲気の床面に


コンテナ室内の床面には、HCターフを全面に敷設しました。
昆虫をテーマにしたイベントの自然なイメージを保ちながら、床面を低コストで整えられることが採用のポイントです。
プールサイド|屋外テントで、日よけ休憩スペースを確保


キッズウォーターパークのプールサイドには、休憩時の日よけとして屋外テントを設置しました。
テントはPE防炎シートにイベントのロゴを印刷し、世界観を統一。
水遊びの合間に直射日光を避けられる場所を設け、来場者が休憩しやすい環境づくりに活用されています。
コンテナや仮設施設の会場装飾に活用できます
印刷シートは、次のような用途に活用できます。
・コンテナハウスを使用する屋外イベント
・仮設施設の外観を大きく装飾したい地域イベント
・展示会やスポーツイベントの会場サイン
・商業施設や道の駅の期間限定イベント
・工事現場の仮囲いや大型の現場シート
・大きな壁面を広告・案内スペースとして活用したい施設
イベント会社、広告代理店、会場設営会社、自治体、商業施設のご担当者様など、設置場所や目的に合わせてご相談いただけます。
サイズや固定方法が決まる前でも、ご相談ください
「わくわくムシバッカ王国2026」では、コンテナ各面を覆う大判印刷シートによって、道の駅側からも目に留まりやすく、イベントの世界観が伝わる会場外観を実現しました。
大型サイズになるほど、生地の選定、印刷データの確認、分割の有無、固定方法、周囲加工など、製作前に確認すべき点が増えます。
会場レイアウトが決まってから開催日までの期間が短くなると、仕様検討や製作に使える時間も限られます。
設置場所、おおよそのサイズ、使用期間、固定方法の4点だけでも構いません。
詳細な仕様が決まっていない段階から、国産シートメーカーの萩原工業へお早めにご相談ください。
遮熱シートや床面資材、屋外テントなど、会場内の別の課題についてもあわせてご提案いたします。

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