フラットヤーンの種類その②:複合糸
前回からフラットヤーンの種類の紹介がスタートしました。
▼前回記事のチェックがまだの方はコチラからどうぞ!
’21/2/26記事 フラットヤーンの種類その①:フォールドヤーン
’21/2/12記事 「フラットヤーン」ができるまで
’21/1/29記事 \ハギライン/フラットヤーンのパイオニア!
今回ご紹介するフラットヤーンのキーワードは…とけてくっつくです。
聞き覚えはありませんか?
そうです!
2021年最初の記事 「とけてくっつく?高機能マルフレンをご紹介します!」 でご紹介した熱溶着性モノフィラメントです。
実は、同じ特性を持つフラットヤーンもあるんです!
▼こちらは熱溶着性フラットヤーンの断面図です。
外層+内層+外層 の3層構造からなるこちらのフラットヤーンは、内層に高融点ポリマーを、外層に低融点ポリマーを使用しています。
このフラットヤーンをタテ糸とヨコ糸に、
熱を加えながら製織することで、原糸の交差部分で外層同士がとけてくっつきます。
▼イメージ図
原糸だけではなく、メルタックという製品名で、クロス(織物)の製造・販売も展開しています。
▼メルタック
目ズレ・ほつれを起こしくい軽量かつ高強度なクロスとして、主に野菜袋(プロデュースバッグ)として活用されています。
紙や不織布、発泡体との貼り合わせも可能なため、乾燥剤や農業用保温資材の補強材としても活用されています。
メルタックは、繊度や開口率の異なる様々な規格を展開しています。
サンプル帳もございますので、気になった方はどうぞお気軽にお問い合わせください!
次回は熱捲縮繊維「クリンプヤーン」についてご紹介します!
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