土嚢(どのう)と水嚢(すいのう)の違いを徹底解説!
台風や集中豪雨などの大雨時、家の中へ雨水の侵入をせき止めるために利用される土嚢(どのう)と水嚢(すいのう)。
土嚢
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水嚢
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毎年発生する、自然災害。大雨や台風、ゲリラ豪雨などによる「水害」被害も年々増えるなか、土嚢も水嚢も今や欠かせない防災アイテム。
両者の違いを徹底解説します。
解説|土嚢の水嚢の違い
こちらの製品を例に、両者の違いを見ていきましょう。
土嚢と水嚢の違い①:作り方
土嚢|ターピー スーパー土のう
「土砂」を袋の中に詰めます。
土砂を袋の中に詰める
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口紐をしっかり結ぶ
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完成!
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水嚢|かんたん すいのう袋セット
専用ノズルを使って、「水」を注入します。
外袋にセット
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ホースを用意
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水を入れる
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外袋を結んで完成!
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土嚢と水嚢の違い②:重さ
土砂を充てんした土嚢、水を注入した水嚢、それぞれの重さがこちら。
土嚢|ターピー スーパー土のう
![](/wp/wp-content/uploads/6929b940e4802cf13960acbb172247c2-5.jpg)
約25kg
水嚢|かんたん すいのう袋
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約10kg
ずっしりと土砂を詰めた土嚢は積み重ねることで高い浸水効果を発揮しますが、
25kgを持ち上げるのは女性や子供、お年寄りには大変な重作業。
人手が少ないときには、老若男女問わず扱いやすい水嚢も便利ですね。
土嚢の水嚢の違い③:メリット
土嚢と水嚢、それぞれのメリットを挙げてみました。
浸水対策アイテム選びの、ひとつのポイントにしてみてください。
土嚢のメリット
- 土砂があり、あらかじめ作り置きするスペースがあれば最も効率的に設置が可能!
土砂を充てんした土嚢をあらかじめ作って保管しておけるため、いざというとき迅速に土嚢壁を設置することが可能です。土嚢の最大のメリットと言えるでしょう。
家族や地域住民・職場で協力して、平常時に土嚢を製作しましょう。ブルーシートで養生すれば、屋外での紫外線劣化も抑制できます。
作り置きした土嚢
作り置きには、土嚢の耐候性が必須です。
国産土嚢メーカー萩原工業では、最大5年までの耐候性を備えた土嚢袋をラインアップしています。
水害から私たちの家を守る一助となる「土嚢」。紫外線や風雨で劣化してはその役目を発揮できません。耐久性の高い、国産土嚢をおすすめします。
ターピー スーパー土のう
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ターピー エコUV土のう
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ターピー UVブラック土のう
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水嚢のメリット
- 土嚢より、素早く簡単に準備できる
土砂の充填という重作業を短縮できて、いざというときの製作、設置も時短で可能です。
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土嚢と水嚢の違い④:デメリット
土嚢のデメリット
- 一般家庭では準備が大変・・・
浸水対策には一般的な土嚢ですが、避難せまられる緊急時の設置には課題もあります。
▼-土嚢- 緊急時の課題
時間がない
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労力がない
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土がない
![](https://hagihara-pls.com/wp/wp-content/uploads/12966285edad5d24297333f8c7ebeaea-1-e1675929688839-768x689.jpg)
いち早い避難が求められる切迫した場面では、このような理由で土嚢の準備が間に合わないかもしれません。
水嚢のデメリット
- 土嚢と比べると、強度面が不足しやすい。
ごみ袋でも代用できる手軽な水嚢ですが、破れやすいのが難点。
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「かんたん すいのう袋」セットは、破れやすい内袋を丈夫な国産土嚢袋で覆う設計になっているので、おすすめです。
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かんたん すいのう袋セット
かんたん「すいのう袋」は、逆止弁付き袋を利用した浸水対策商品です。水を入れれば土のう袋が簡単に水嚢に早変わりします。
頑丈で丈夫な織物構造の国産土嚢袋を外袋にして、やぶれやすい逆止弁付きの内袋を覆うことでしっかりと保護します。
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- 水嚢が完全に浸かると浮いて流れてしまうことがある。
水嚢は、水の中では浮きます。水嚢壁の高さより低い水位では、自重の働きで浮きませんので高く積み上げることが重要です。
まとめ|土嚢と水嚢の違い
土嚢と水嚢の主な違いや、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました。
項目 | 土嚢 | 水嚢 (かんたん すいのう袋) |
設置写真 | ![]() |
![]() |
作り方 | 土砂を充てんする | 水を注入する または 水に浸して膨らます |
完成品の重さ ※当社品 |
約25kg | 約10kg |
メリット | ・浸水対策として災害時のみならず、土木工事等でも幅広いシーンで使われる。 ・使用年数や用途に応じて様々な規格がある。 ・土砂があり、あらかじめ作り置きするスペースがあれば最も効率的に設置が可能(土嚢袋の対候性は必須)。 |
・土嚢より素早く簡単に準備できる。 |
デメリット | 一般家庭では準備が大変。 例) 都市部で土砂が確保できない。 例) 避難が迫るときの充てん・設置作業は時間がない。 例) 人手がいる。 など |
・土嚢と比べると強度面が不足しやすい。 ・段積みした際にすべりやすい。 ・水嚢が完全に水に浸かると浮いて流れてしまうことがある。 |
※上記は土のうと水嚢の違いの一例です。全ての事柄を網羅した記載ではありません。
毎年発生する、自然災害。大雨や台風、ゲリラ豪雨などによる「水害」被害も年々増えています。
家庭はもちろん、企業のBCP対策にも「土嚢」「水嚢」をお役立てください。
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